ペインクリニックとは、神経ブロック(注射で痛みを取り除く手技)をおこなうことにより、頭痛や腰痛をはじめ、頚・肩・腕など全身の痛みや痺れ、コリなどを治療するものです。
ペインクリニックの治療対象となるものは、三叉(さんさ)神経痛、帯状疱疹(ほうしん)後神経痛などをはじめとする神経痛、顔面痛、頭痛、筋膜疾患、頸部(けいぶ)・背部・腰部における筋肉のこりを伴う痛み、五十肩、むち打ち症、悪性腫瘍(しゅよう)による痛み(癌末期の内臓痛、胸痛、癌転移による痛み)、四肢の血行障害などです。また、痛みを伴うものではありませんが、顔面けいれん、顔面神経麻痺(まひ)、突然性難聴などもよく対象となります。
ペインクリニックでは、神経ブロック療法や薬物療法などの様々な方法を用いて、有害な痛みを緩和するための治療を行っています。痛みの治療にあたっては、専門的な知識と技術をもとに、症状や身体所見から痛みの原因を診断し、適切な検査や治療を行います。
中国での鍼治療は、古くから漢方薬と共に医療の一分野を担ってきた歴史があり、治療的効果を第一に考える『医療としての鍼治療』が行われてきました。
従って使用する針も日本式の針に比べると、やや太めのものを選ぶ傾向にあり、針の深さも(部位によって違いますが)1.5cm程度の刺入が普通です。この深さは科学的にも最も効果的な深さとして、確認されています。
中国では、鍼灸治療は、西洋医学と同格の医療として扱われており、大学病院や総合病院、診療所等で漢方薬の処方と共に行われる のが一般的です。
また、問題を起こしている臓器の症状だけを診るのではなく、身体全体のバランスや他の臓器との関係を重視しながら診断・治療するところに特徴があります。例えば生活習慣によって生じる体の不具合を正すことにより、西洋医学では取れない痛みや麻痺を軽くすることができます。
神経ブロック療法とは、神経に直接または神経の近くに局所麻酔薬を注入し、痛みの刺激が神経を伝わるのをブロックすることで、痛みを取り除き、痛みが緩和されることで血流が良くなり、筋肉のこわばりをなくす療法です。
そして一時的に痛みを和らげることで、 人間のもつ本来の回復力を引き出します。
また、抗炎症薬を同時に投与し、痛みの原因となっている局所の炎症を取り除きます。
●トリガーポイント注射
「トリガー」は「引き金」、「ポイント」は「点」という意味です。
押すと強い痛みを感じる部分が、痛みを引き起こす“引き金”となる場所です。
筋肉に直接、局所麻酔薬や鎮痛剤などを注射し、痛みを取ります。
ギックリ腰、腰椎椎間板ヘルニア、 頚肩腕症候群、頚椎症、外傷性頸部症候群、 坐骨神経痛、腰部脊柱管狭窄症、 |
末梢神経損傷、 片頭痛、筋収縮性頭痛、 三叉神経痛、顔面神経麻痺、 助間神経痛、 癌による痛み、外傷や手術後の痛み、 花粉症、喘息、便秘症、近視 |
- ●関節疾患
- ●スポーツ障害
- ●骨粗しょう症
- ●腰痛症
- ●骨折
- ●難治性疼痛
- ●肩こり
- ●膝の痛み
[対応可能な短期滞在手術]
日帰り手術、皮膚・皮下腫瘍摘出手術(露出部)、皮膚・皮下腫瘍摘出手術(露出部以外)、陥入爪手術
施設設備 | 診断及び治療機器 | X線装置 |
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リハビリテーション室 X線室 |
超音波診断装置(腹部) 心電図計 干渉波治療器 牽引治療器 マイクロ波温熱治療器 血糖測定器 放射線関連診断機器 骨塩定量測定装置 |
一般X線撮影装置 コンピューテッドラジオグラフィー(CR) |